「痛みがなくなってラッキー」は大間違い!大切な歯の神経

こんにちは。

10月15日は「世界手洗いの日」です。

正しい手洗いを広めるため、

2008年にユニセフなどが定めました。

石けんで手を洗うことの大切さや

正しい手洗いの方法を正しく伝える活動が

行われています。

大切といえば、

歯の神経もご自身の歯を

使い続けていただくために

とても大切な役割を担っています。

🦷神経の役割とは⁉

歯の神経には「痛み」や「しみる」といった、

感覚を伝える役割があります。

痛みを感じるくらいなら、

神経なんてない方がいい

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが

それは大きな間違い。

「痛み」や「しみる」といった

感覚があるからこそ、

むし歯に早く気付くことができます。

🦷他にもこんな役割が!

神経に歯に栄養を運ぶための

血管も通っています。

しかし、神経をとる治療をすると、

この血管も失われてしまいますので

歯に栄養が行き届かなくなります。

すると、

神経をとった歯は枯れた木のように

もろく、欠けやすくなることも。

丈夫な歯を保つためには

神経を守っていくことも大切なのです。

🦷神経をとらないといけないことも・・・

むし歯ができてしまっても

大切な神経を残すことができるよう

歯科医院では最善を尽くしています。

しかし、むし歯が大きくなり、

神経を傷めている場合などには

やむを得ず、神経をとらなければなりません。

神経をとると、

痛みを感じにくくなりますが

その後むし歯にならなくなる

わけではありません。

むしろ、

神経をとった歯は

むし歯になっても気がつきにくいので

発見が遅れてしまいがち。

早期に発見するためには

歯科医院でのチェックが

必要不可欠です。

ぜひ、定期的にご来院いただき

皆さんの大切な歯と神経を

守っていきましょう。