なぜ取れる?「つめもの」の常識 非常識
こんにちは。
雨の日が増える6月は憂鬱になりがちなもの。
そんな気持ちを明るく変えてくれるのが、濡れて美しさを増す
紫陽花(あじさい)です。
古くから「紫陽花を軒下に吊るしておくと、魔を退けて金運を招く」
と言われています。
みなさんがむし歯になってしまったときに装着する
「歯のつめもの」もむし歯菌から歯を守っているのですが、
さまざまな理由により外れてしまうことがあります。
🦷これだけある!つめものが外れる原因
食べ物を噛んだり、だ液で常に湿っていたりすると
お口の中は食事のたびに酸性・アルカリ性が入れ替わる過酷な環境です。
そのため、
長く使い続けたつめものには歪みやヒビが入り、歯の形と合わなくなって
取れてしまうことも。
また、装着する際に使用する歯科用セメントは時間とともに劣化していきます。
このセメントが溶けて無くなることですき間ができて
つめものが外れてしまうのです。
他にも歯ぎしりや食いしばり、継続して力が加わる、などが原因で
つめものが外れてしまうこともあります。
🦷最悪の場合、再びむし歯に‥‥‥
つめものは高い精度で製作されていますが
取れるほどではなくても、すき間ができることは多々あります。
そして、このすき間にプラーク(歯石)が入り込むと、
新たなむし歯を引き起こしてしまうものです。
こうしたリスクがあるため、治療したところほど
しっかりケアをする必要があります。
🦷つめものが外れたまま放置するとどうなるの?
痛みが無いとつい放置してしまいがちですが、
つめものが外れた歯の表面はでこぼこしているため、
汚れが溜まりやすくなります。
つめものが外れたままでいると、あっという間にむし歯が進んでしまうので
注意が必要です。
早めに処置をすれば、外れてしまったつめものを
再着できることもあります。
また、定期検診では外れかけているつめものを
早期発見することができるので、少しでも気になることがあったら
遠慮なくご相談ください。