こんにちは。
11月8日は「いい歯の日」です。
「いつまでもおいしく、
楽しい食事をとるために
お口の中の健康を保っていただきたい」
という願いを込めて制定されました。
健康なお口を保つためのポイントは
いくつかありますが、
その中でも特にケアするべき
むし歯リスク3大ポイントを
ご紹介します。
🦷奥歯の「みぞ」にご用心!
1つ目のポイントは奥歯の「みぞ」です。
「みぞ」は見た目よりも
とても複雑な形をしています。
そのため、歯みがきをする際に
うっかり力を入れすぎてしまうと
毛先が曲がってしまい、
磨き残しが生まれてしまいます。
・垂直に当てる
・力を入れすぎない
・小刻みにかき出す
歯を磨く際にはこの3つを意識することが大切。
奥歯は全体を一気に磨くのではなく、
1本ずつ丁寧に磨いていくのがポイントです。
🦷歯ブラシだけでは取り切れない⁉
2つ目のポイントは歯みがきに使う用具です。
歯ブラシだけでは汚れ全体のうち
6割程度しか取れないと言われています。
特に歯と歯の間は
歯ブラシの毛先が入りにくいため
汚れが残りやすく、
むし歯や歯周病になるリスクが
とても大きいのです。
そこで活躍するのが
歯間ブラシやデンタルフロス。
汚れの除去率がグッと上がります。
ただし、お口の状態によって
適切な道具やサイズが変わりますので
ご不安な方はぜひ一度ご相談ください。
🦷歯ぐきが下がるとこんなところにも…
3つ目のポイントは歯の根っこの部分です。
歯の表面は「エナメル質」という
人体の中で最も硬いと言われる組織で
守られています。
しかし、歯ぐきが下がって
露出した根っこ部分には
エナメル質がありませんので
むし歯になりやすいのです。
根っこが露出してしまっている場合には
フッ素入りの歯磨き粉で
優しく磨くのがおすすめ。
また、露出の原因のひとつは
歯周病による歯ぐき下がりです。
つまり、歯周病予防をしっかりとしておくことが
むし歯予防にもなると言えます。
歯周病は自覚症状が少なく、
歯の根のむし歯は進行がとても早いので、
見落としてしまうことがないよう
歯科医院で定期的にチェックしましょう。