原因は虫歯にあらず!?歯が痛むときに考えられる理由とは

原因は虫歯にあらず!?

歯が痛むときに考えられる理由とは

 

 

こんにちは。

徐々に梅雨も明け、もうすぐ夏の到来です。

 

皆さんは、夏と言われて

真っ先に何を思い浮かべますか?

 

海や山、プールなどのレジャーをはじめ、

賑やかなお祭りなど、

夏には活気あふれるイベントが盛りだくさんです。

 

怪我や病気に気を付けて、

楽しい夏を過ごしてくださいね!

 

ところで、「歯が痛むとき」

皆さんが真っ先に思い浮かべるのは、

やはり『むし歯』でしょうか?

 

ところが、ひとくちに「歯が痛い」といっても、

考えられる原因は

ほかにもたくさんあるのです。

 

 

 

歯が痛む理由その①

歯が折れている・割れている

 

 

転んだりぶつけたり、

あるいは歯ぎしりの強い方は、

歯が折れたり割れたりすることで

痛みが出てくることがあります。

 

時間が経つほど温存は難しくなり、

放っておけば

抜歯に至る可能性も出てきます。

 

 

 

歯が痛む理由その②

親知らずの周囲が炎症している

 

 

親知らずは歯ブラシが届きにくく、

しっかり汚れが取り除けていないと、

細菌が繁殖して炎症を起こしてしまう場合があります。

 

「周囲の歯」や「あごの骨」への影響も考え、

抜歯してしまった方がいい場合もありますが、

お口の状態によっては様子見で済むこともあります。

 

 

 

歯が痛む理由その3

知覚過敏

 

 

歯の表面は、

本来『エナメル質』という、

硬い組織で覆われています。

 

なんらかの理由で

このエナメル質がすり減ったり、

歯ぐきが下がったりする

歯の神経に刺激が伝わりやすくなります。

 

これが『知覚過敏』の正体です。

 

知覚過敏を放っておくと

痛みによって歯みがきがおろそかになり、

結果的にむし歯などのリスクが

高まってしまうことがあります。

 

 

 

歯が痛む理由その④

歯周病

 

歯周病は「沈黙の病」といわれるほど

自覚症状が少ない病気なのですが、

実は、歯を失う可能性が

むし歯よしも高いのです。

 

はじめのうちは

出血などのわずかなサインしかありませんが、

症状が進行すると、歯がぐらついたり、

痛みを感じたりすることがあります。

 

歯周病によって痛みを感じるということは、

かなり進行している証拠なので、

早めの治療をおすすめいたします。

 

今回ご紹介した原因のほかにも、

「歯の痛み」にはさまざまな原因が考えられます。

 

 

 

 

どのケースにも共通して言えることは、

些細なことでも、異常を感じたら

すぐに歯科医院を受診すべき、

ということです。

 

特に、痛みが出たり引いたりと繰り返す場合は、

何らかの疾患が関わっている可能性が高くなるので、

早めの受診を心がけてくださいね。