機能育成

いままでの矯正治療

現代の食生活は食べ物が軟らかく、お子様の噛む回数が激減しました。そのため、顎はずいぶん小さくなってきています。そしてほとんどのお子様は、歯と顎の大きさのバランスが崩れてガタガタになってしまったのです。欧米と比べると、「お子様の歯並びをきれいにするのは親の義務」と思っている人は日本ではまだまだ少ないようです。

また、日本における現在の矯正治療は、『歯が変なところから出てきても、永久歯が生えそろうまで待ってからゆっくり治療する」という考え方が根強くあります。それは「永久歯が生えそろうまで、様子を見ましょう」という言葉で片付けられてしまうのです。そのため治療の開始が遅れ、生えてきたばかりのきれいな歯を抜かなければいけなくなってしまいます。
「様子をみましょう」という言葉は、あなたの大切なお子様にとってあまりにも無責任な言葉ではないでしょうか?抜いてしまってからでは遅すぎます。

私たちは、お子様の大切な歯を抜きたくはありません

ますぎ歯科クリニックでは機能育成をオススメしております。子供はあごや骨がやわらかく、あごを広げて歯を並べる「すきま(スペース)」をつくることで、歯を抜かずに矯正を行うことができます。是非一度ご相談ください。

機能育成

歯並びが悪くなる原因の多くは、顔の成長が80%まで完了する6歳までの顎の成長不足です。
小さな顎には、永久歯が生えてくるスペースが足りなくなってしまい、永久歯の本数が増えるにつれて、結果本来の生えてくる場所がなくなり歯並びが悪くなっていきます。そのため顎の成長と歯の成長をバランスよくコントロールすることが大切になってきます。
これが当クリニック機能育成です。機能育成は歯並びに特化した治療ではなく、根本的な原因である顎の発育・舌の位置・呼吸などを正常な発育を促しコントロールすることで正常な歯並びになりやすいよう環境を整える治療です。

そして、お子様の顔の輪郭形成にも大きく良い影響をもたらします。機能育成は歯を抜かない、痛くない、装置もはずせる装置で、4~5歳からはじめることで、女の子は、綺麗に、男の子はカッコイイ顔立ちにします。3才~8才の発育前であれば、それぞれの部位(口、鼻、歯)を本来の機能に改善しやすいといえます。結果、治療にかかわるコスト、期間も大幅に短縮できます。“歯並びがいい”だけでは、その裏に潜んでいる障害はみえません。

機能育成をすることで呼吸を「口呼吸」から「鼻呼吸」への改善も可能になります。
気道の通過障害も改善します。つまり、呼吸の改善もできます。

6歳の時に潜んでいた気道の通過障害、思いもよらない機能障害は、機能育成しないことで女の子の顔を大きく変えてしまいました。

子供の顎骨の位置のズレ、小ささがもたらす悲劇

昨今、食の欧米化に伴い柔らかいものを食べる機会が増え、顎骨が正常発育せずに顎骨が全体的に小さく、また位置が正常な位置にない子供が増えてきています。
上顎(上顎骨複合体)が小さかったり位置がズレていると、鼻腔という鼻の空気が通るスペースも小さくなり、呼吸がしづらくなってしまいます。
さらに下アゴが小さかったり位置がズレるということによって、歯が適切に並ぶスペースが無く歯並びが悪くなったり、舌が収まるスペースが足りなくなり、喉のほうへ舌が落ちて気道が圧迫され呼吸がしづらくなることによって、いびき・口呼吸といった症状が出てきてしまいます。

呼吸がうまくできていないために起こる悲劇

鼻呼吸がしづらくなることで、口呼吸となり口ポカン症状や汚染物質がダイレクトに身体に入るために免疫抵抗力が落ちる、扁桃腺が腫れやすくなったり、アレルギー、鼻炎になりやすくなることが報告されています。
特に寝ている時に脳は成長しますが、適切に酸素が脳へ運ばれないと、学力低下はもちろん姿勢が悪くなったり、精神的情緒不安定や多動傾向、中耳炎などの症状起こる事も報告されています。

呼吸を改善する=歯並びもよくする

子供の上顎(中顔面・上顎骨複合体)の大きさと位置を適切に成長させることができると、呼吸がしやすくなり、本来子供がもっている能力を最大限に発揮することができるようになります。
そして、舌の位置が改善されることによって、口腔周囲筋も正常発育し、結果、顎関節が正常に動くようになります。
呼吸が改善されると姿勢が改善され、自然と歯並びがキレイになります。

お子様のために機能育成を検討してみませんか?

機能育成とはただ単に矯正治療を早期にする事でなく全身、頭、顎の成長を促し2次的に結果として歯並びを良くする方法です。

噛み合わせには姿勢、呼吸、食べ方、話し方などが関係しています。

健康な噛み合わせにするためにはこれらを正常に発育させる事が必要です。

機能育成とは、あごの成長を手助けし、大人の歯が並ぶスペースを作り、自然に歯並びを整える方法です。
成長期の子供のあごの骨はやわらかく、矯正が比較的簡単にすみます。
また、歯並び・あごの発育・筋肉の発達は子供のお顔づくりのうえでもとても重要です。

機能育成のメリット

  • できるだけ、歯を抜きません。
  • 治療費が大人の矯正に比べ安くすみます。
  • 取り外しができます。
  • 素敵なお顔立ちになられます。

機能育成の手順

機能育成を行うにあたって、機能育成についての説明(治療方法、費用など)歯みがきの練習やむし歯の治療を優先させていただく場合がこざいます。

お口のお写真・レントゲン・歯型をとり、今現在の状態を確認・記録します。

診断説明を行います。
それにより、機能育成をするか考えてもらいます。

あなたの機能育成装置をお作りいたします。
機能育成装置は約3~4週間後に出来上がります。

機能育成装置を調整して、お口に合わせます。
舌の位置などの説明や、使い方の説明と練習をさせていただきます。

顎の発育、歯並びの変化をチェックさせていただきます。また、歯の生えかわりに応じて、定期的な検査、調整が必要になってきます。発育に合わせて装置の種類が変わっていきます。

第二段階 《 ワイヤー矯正 》

第一段階終了時にワイヤー矯正を希望される場合のみ別途費用で、
当クリニックで治療するか、矯正専門医へ紹介します。

当クリニックの機能育成の治療方法

~他の医院では1種類の装置だけでされているところもありますが装置によってお子様が受け入れにくい装置もあるためいくつもの種類のラインナップでお子様に合うものをご相談させていただきます。~

バイオブロック
Haas
MUH
ムーシールド
RAMPA
Face Mask
Bimler
myobrace
プレオルソ