虫歯の種類
虫歯に種類があることをご存知でしたか?
数字が大きくなればなるほど、虫歯の進行が進んでいて治療にも時間がかかります。
歯科検診でC2とかC4とか言われているのが聞こえたら「あ、虫歯がある」と分かりますね。
虫歯の種類
冷たいものがしみたり、痛みなどの自覚症状が出てきます。
治療をする際は麻酔が必要となり、治療も2回に及ぶ場合もあります。
治療は感染した神経を取り除いての治療となり、複数回通院が必要です。
治療は、もう抜歯するしかなくその後差し歯やインプラントの治療に進んでいきます。
虫歯になる原因
なぜ虫歯になるのでしょうか?
よく虫歯菌がお口の中に住みつくから歯磨きをちゃんとしましょう!など子ども向けの文言をよく目にします。
口の中にある虫歯菌が、糖をエサにして繁殖し、歯を守っているエナメル質を溶かします。
このエナメル質はとても硬い、簡単に言えば歯を守るコーティングのようなものなのですが、虫歯菌はこの硬いコーティングさえも溶かしてしまうのです。
エナメル質を溶かした虫歯菌は歯に穴をあけて、さらにその穴に住みつきます。
歯が黒く穴が空いているのは虫歯菌にやられてしまった跡になります。
また、小さいお子様の場合はこのエナメル質がまだきちんと歯をコーティングしてくれていないので大人よりも虫歯になりやすい状態です。
ご飯やお菓子(特に砂糖系)を食べられたらきちんと歯磨きをして虫歯菌から歯を守りましょう。
お子様の歯磨きで特に気をつけないといけないのが、奥まできちんと磨くことと、力を入れてゴシゴシ磨かないことです。
お母さんやお父さんが歯を磨いてくれるくれる間は寝て磨くことが多いと思います。口を大きく開けて磨くことができるので、奥までしっかり磨くことができますが、自分で歯を磨くようになってくると目に見える部分はしっかり磨くのですが、奥をちゃんと磨けていない場合があります。お子様が自分で磨く場合は、きちんと仕上げをしてあげてくださいね。
また、お子様の歯はエナメル質が弱いため、力を入れてゴシゴシ洗ってしまうとせっかく出来てきたエナメル質がとれてしまう可能性があります。大人も同じことが言えるのですが、歯ブラシの先で優しく丁寧に磨いてください。
虫歯になる前に
虫歯になるならないは個人差があります。
普段の食生活や歯並び、体質など様々な原因がありますが、どれが原因で虫歯になるか分かりません。
虫歯はなってから治療をするよりも、そもそも虫歯にならないための予防が必要なのですが、現代では美味しいもの、生活習慣を乱す誘惑などがたくさんあり、自分の歯を普段からすごく大切にしている人は少ないのではないでしょうか。
虫歯になる前に、予防できることはたくさんあります。
・食後は30分以内に歯磨きをしましょう!
→食後は菌に栄養分を与えてしまう危険な時間です。虫歯菌が繁殖する前に歯磨きをし、歯の奥、歯周ポケットなども意識して丁寧に磨きましょう。
・就寝前の歯磨きは丁寧に!
→寝ている間は菌が最も繁殖しやすいゴールデンタイムとなります。寝ている間に虫歯菌が繁殖しないようにケアをしっかり行いましょう。
・フッ化物配合の歯磨きで磨こう!
→よく歯磨き粉のCMで「フッ素配合!」と謳っているものがありますよね。フッ化物は歯を強くする成分で、虫歯菌から歯を守ってくれます。歯磨き粉選びも大切ですね!
・食生活に気をつけよう!
→虫歯菌は特に砂糖分が大好物です。小さな子どもは親から甘いものを食べ過ぎてはいけない、と注意をされ監視もできますが、大人は食べたい放題です。注意する人もおらず、歯磨きも自分のタイミングとなります。
甘いものを食べるのであれば、小まめに歯磨きをすることが大切です。
・よく噛んで食べましょう!
→ご飯を食べるときはよく噛んで食べましょう。これは歯を守るだけではなく、身体全体の健康にもとても大切なことです。よく噛むことで唾液が多く分泌されます。唾液には本当の初期の虫歯だったら自然治癒させてしまう力もあります。また、唾液に含まれる成分には、虫歯菌に溶かされてしまったエナメル質を再生させる力もあるので、ご飯はゆっくりよく噛んで食べましょう!
以上のことを意識して、虫歯になる前にしっかり予防を心がけましょう!
そして、少しでも歯に違和感があればすぐにますぎ歯科クリニックへお電話ください。